ストレスが自立神経に影響するって、どういうことか。
まず、プレッシャーや恐怖を感じたり、悩みを抱いたりすると
交換神経が優位になります。
体内にノルアドレナリンやアドレナリンの神経伝達物質が分泌されます。
血糖値が上がったり、心拍数が上がったり、体温上げたり、汗かいたり、、
の状態ですよね。
（交換神経については、前の記事に書いたので復習はこちら↓）
（https://line.me/R/home/public/post?id=fub3290b&postId=1169026950084572130）
これらの状態はストレスと戦うため、身体を活性させる自然な反応です。
ストレス感じると、食べられなくなる、、、って人、いますよね。
これは、消化機能を抑え、その分を脳や心臓、肺、筋肉にいつもより
多くの血液、糖分、酸素などを送り込むようになるからです。
自立神経のバランスが良い状態だと、
ストレスが掛かっても、ある程度で副交感神経を優位になっていき
最初に書いた状態は収まっていきます。
が、
強いストレスが掛かったままで、いつまで経っても
血圧や血糖値、心拍数が上がったままだと
心臓や血管に負担が掛かり、心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの
リスクがバーン！と上がります。
更に、
血管が収縮し
血液からの栄養、酸素が充分行き渡らなくなる状態が続くと
頭痛・肩こり・冷え・浮腫み・抜け毛・白髪など、
健康面も美容面も困ったことになりやすいです。
実際、私の白髪が急激に増えたのは30歳前〜37歳くらいの間。
今思うと、その頃はサラリーマンで、毎日朝〜夜遅くまで働いてました。
仕事が嫌だったわけではないし、毎日結構やる気はありました。
時間を厭わず働いてたけれど、好きな仕事をさせてもらってるんだから
少々のストレスは我慢して当たり前、と思ってました。
そんな期間が１０年近く続いてたので、
意識してた以上に、どんどん溜まっていってたのでしょう。
なのに、身体を労わるようなことは、ほぼしてなかったですね。
その間に、白髪が凄く増え、体重も急激に増え、
それがまた、新たなストレスになり、、、のルーティンでした。
「自立神経のバランスを調整する」という施術は
痛いところが治るといった変化の大きいものではないので
とかく過小評価されがちです。
でも、生命の根源に直接アプローチする大切なことなのです。
今日はここまで。
からだ工房MINOAKA
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